(2007) 游鴻明について - 4
2008/12/02(Tue)
しかし音楽の話になると、游鴻明は一転して、驚くほどの鋭さと真剣さを見せた。現在の音楽市場の不景気やわざと作られる話題について、彼は言葉を飾らずに語った。

「この業界は、もう、目も当てられないような状態になってしまっているように思います。自分が光り輝くために手を尽くしている人はそれでもたくさんいますが、僕は、何かの目標に達したいからと言って、わざと話題づくりをするようなことは、絶対にしたくありません。作った話がもしばれてしまったら、それ以後、ほかの話も二度と信じてもらえなくなると思うからです。

多くの人が僕は目立たないと思っているでしょうし、僕も自分から話題を作ろうとはしていません。それでも、この業界で14年も生き残ってきました。話題づくりをしなければ誰も応援してくれないということはないのです。その人が持っているものが誰かの共感を得られれば、愛してくれる人がいなくなることは永遠にないだろうと思います」


2007年12月/雑誌「露茜」より
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